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Summary

  • 1. 強皮症の真皮には有意なマスト細胞数の増加を認めた.
  • 2. SSc真皮マスト細胞数は,
    - 皮膚硬化
    - PAH
    の病勢と相関し,マスト細胞の皮膚線維化とPAHへの関与が示唆された.
  • 3. SSc-PAHでは肺動脈周囲に多数のマスト細胞を認めた.
  • 4. -SSc真皮
    -SSc-PAH肺動脈周囲
    に存在するマスト細胞は重要な線維化サイトカインであるTGF-b1とPDGFを産生した.

強皮症病態形成におけるマスト細胞の関与